フレトジャンキーというくらいフレンチトーストを定期的に食べないとおかしくなります。
最近お金がないなあ、物価高いなあという時に渋ってしまうのが【牛乳】です。
消費期限も短いし1L250円近くする時もあるし。牛乳大国北海道にいてもこれです。
とはいえ、フレンチトーストを食べたい。そう思い試行錯誤した結果、「これでいい、むしろこれがいい」と思える作り方を編み出したので紹介いたします。
甘くておなかに溜まって玉子も一緒に食べられる幸福感高めなフレンチトーストを玉子と水で作る方法です。
牛乳でひたひたにして3時間置かないと…という面倒さからもおさらばできます!
今回は、「牛乳は高いし、すぐに消費期限が来る。でもフレンチトーストは食べたい…!」そんな悩みにもお答えするレシピを紹介します。
※パンを作る際に牛乳が使われていることがあるので、牛乳アレルギーの方向けの記事ではありません。沢山牛乳を飲むとおなかを壊しますって人なら大丈夫。
私自身が食物アレルギー持ちではないため、あまり配慮できません。
一人暮らしでも簡単!節約フレンチトーストの魅力
フレンチトースト、食べてますか?検索でたどり着いた方ならきっと食べているはず。気づいたら食パン3枚いっちゃいますよね、わかります。
一人暮らしでもフレンチトーストは作れます。たまにカフェとかでも見かけますが、器と飾り用の砂糖を用意すれば大体同じ見た目にはなります。もっと身近な食べ物だよなあとフレンチトースト横目にチーズケーキ注文しています。
実は牛乳なしでも美味しく作れる!
フレンチトーストといえば、玉子と牛乳と砂糖で作るバッター液に浸して、フライパンにバターを敷いて焼くものだと思っていませんか。これ、絶対じゃないんです。牛乳を使うことでコクが…みたいな話もありますが、煮物に日本酒を入れたときの違いをそこまで強く感じない私には無縁の話でした。
実際に作って食べている私が断言します。使わなくても美味しいです。
余談ですがカロリーも削れます。フレンチトースト食う時点でカロリーなんて気にしていないかもしれませんが、そんな中でも食べたいってときにも、罪悪感が減らせます。
4枚切りの食パンを使うと食べごたえアップ!
今回は4枚切りの少し厚めの食パンで紹介。5枚切りでも6枚切りでもサンドイッチ用のパンでももちろんいけますし、バゲットでもいけます。クロワッサンは試したことないです。厚手のパンを使うことでトロトロジューシー感が増しますし、1枚でおなか一杯になるので満足度も高くなります。
トロトロにするには4枚切りがおすすめ。
これより厚いとパン感が強く残りすぎて内側までしっかりとトロトロになりにくいです。しかし6枚切りくらい薄すぎると今度は原型が無くなってしまう。耳の枠がしっかり残っておいしく楽しむには、4枚切りがベストですよ!
レシピ:4枚切り食パンで作る!牛乳なしフレンチトースト
レシピを書きますが細かいことは気にしません。
必要な道具はフライパン、フォーク、フライ返し、皿。
洗い物も少なくて気に入っています。
材料
- 食パン…1枚(4枚切り)
- 玉子…1個(Mくらいで大丈夫。Sでもいけるかも。)
- 水…適量
- 砂糖…適量
- 油…適量
以上です。あとはお好みで
作り方
- 食パンを水で濡らします。水道からジャーってのも構いませんし、水道水飲まないよって方はミネラルウォーター使ってください。この後熱するので水道水の臭みとか飛ぶと思われます。私は普段から水道水沸してコーヒー飲んだり、クリンスイで浄水したものを飲んでいるのでそこまで抵抗ないです。
結構ベシャベシャにしちゃってください。表面だけじゃなく中にまで浸透させるようにパンをもみながら濡らします。穴あきだけ注意です。 - パンを皿にのせ、軽く真ん中と耳の周りを指で窪ませます。そこに玉子を割り落とします。フォークで玉子を潰して混ぜながら、パンにも少し穴を開けます。貫通させ過ぎないように注意してください。仕上げに砂糖をふりかけ、パンの上で卵液と混ぜます。
- フライパンを熱し油を引きます。なんでもいいです。我が家は揚げ物の残り油なのでキャノーラ油使ってます。フライパンを熱してから油を引くのはうちのフライパンが鉄だからです。テフロン加工の場合は温度差が怖いので油を入れてから弱火で軽く熱してください。目安はフライパンを揺すって油がスルスル動けばOKです。一旦火を止めましょう。
- バーター(フライ返し)を使ってパンをすくい、玉子の面じゃない方からフライパンに乗せます。油跳ねに注意です。あってもなくてもいいですが、ある方はここで蓋をしましょう。中火にして大体1分半待ちます。
- ふちの卵が少し固まったかなあくらいでひっくり返します。ここからおよそ2分。あとは好みの焼き加減になるように数度ひっくり返してお皿に盛れば完成です。
お好みで塩、ケーキシロップ、シナモンパウダーをかけてお召し上がりください
じゅるふわ食感のフレンチトーストを作るコツ
じゅるふわ食感になったはず。トロットロのタイプのフレンチトーストが好きな方にはまさに好みドンピシャなやつです。私にとってのフレンチトーストは食事でありつつもスイーツ寄りでして、もっと言うとパンじゃないんです。
だからたまにカフェとかで出会う、完全にパンですというフレンチトーストのトースト寄りなやつを見るとがっかりします。内側もパン感が残っていて、じゅわっとしない、みたいな。楽しみを全て奪われている気持ちになります。
フレンチトーストは「食事」だけでなく「スイーツ」としても楽しめます。特にこのレシピは、パンのトロトロ感を活かしつつもスイーツ寄りの仕上がりとなっています。
水分吸収に秘訣があった
毛細管現象とかもあるんでしょうけど、しっかりと濡らしたパンを焼かないとこのじゅるふわ食感は生み出せません。普通のバッター液の際もただ浸けておくのではなく、袋に入れて揉むことでしっかりと吸収されるし時短にもなります。
カピカピまではいかなくとも、ある程度水分量を戻してやらないとパンが外側の水分を吸収しません。今回のレシピでは無理矢理パンをひたひたにして、フライパンで蒸し焼きの工程も取り入れながらしっかりと内側を熱していますがきちんと水分が残ります。
また、玉子と砂糖が外側にあることでしつこくない甘さになり、半熟すぎる玉子に当たることもありません。片面はパンのままのトーストで、片面が玉子のやわらかさでコーティングされた丁度いい食感のフレンチトーストが出来上がります。
さらにおいしく食べるアレンジ方法
節約飯に贅沢を求めるなと言いたいところですが、それでもできることはあります。まずはケーキシロップ。200mlくらいのものを買えば全然減りません。200円しないで手に入りますのでちょっとした贅沢におすすめ。
シナモンパウダーは好きな人だけ。ココアに入れたり紅茶に居れたりすると体を温める効果もあります。
おすすめは塩!バターを使わないので塩味が少し足りません。食べる直前にパラりがおすすめ。味変として少し入れるのも効果的です。
バターやマーガリンももちろんありですがちょっと高いですよね。風味がなくとも結構美味しいですし、食感のおかげであまりほしくならないと思います。私はアンチチョコレート派なのでチョコはかけません。チョコをかけたら全部チョコ味になるので、それならチョコレート食ってください。
牛乳なしでフレンチトーストを楽しもう!
一人暮らし歴が人生の半分を超えまして、フレンチトーストは4歳の頃から食い続けていますが、未だに人生の美味しいものトップ10に入るくらいに好きです。
お金が無いから無理だなあってあきらめなくて大丈夫。フレンチトーストは作れます。
牛乳が苦手な人でもいけると思うのでぜひ試してみてください。
自分に合った最高のじゅるふわ食感を探してみましょう。