ハヤエルです。
無職になって1か月が経ちます。
プライベートなこと過ぎてあまり書きたくないのですが、
せっかくなのでコンテンツとして公開します。
- こうなった経緯
- 今どうやって過ごしているのか
- これからどうしていくのか
ということについて書きます。
あくまでも実体験しか書きません。今起きていることを書きます。
いつか誰かの役に立てばいいなと思います。
結論：転職先を見つけてから辞めた方がいいです。
結論から言うと、転職先を見つけてから辞めるのが正解です。
当たり前の話ですが、そのほうが楽です。
嫌すぎてハゲる。今すぐやめないと死んでしまう！って場合は辞めた方がいいです。
でも、辞めたらそのストレスからは解放されますが、お金のストレスが溜まります。
お金のストレスはIQを著しく下げるのか、思考能力が低下します。
今の私がそうです、実体験です。
そして思うんです。
こんなことならもう少し我慢して前の職場にいればよかった。って。
世間というのは我々が考えているよりもずっと冷たいです。
どこかで誰かが助けてくれるというのは嘘です。
あなたは改札を上る女性やお年寄りのカバンを毎回手助けしていますか？
しませんよね、たまにならあり得るかもしれませんが、普通しません。
そう、普通は困っている人に手を差し伸べないんです。
また、あなたは、お金が欲しいときに、「あー、500万円ほしいな」と呟いて、
空から500万円降ってきた経験はありますか？きっとありませんよね。
お金は簡単に降ってくるようなものでも無いんです。
やりたいこともぼんやりあるし、ある程度お金もあるし、
薬剤師という資格も持っているから食いっぱぐれることはないし、
家賃も下げたし大丈夫。そう思っていました。
見立てが甘いとかじゃないです、うまくいかなかったよっていう話です。
薬剤師の資格を持っていて、会社員時代に年収500万円もらっていて、
管理薬剤師という薬局の店長の経験もありながら、転職できず、
ギャンブル依存症も抜けられず、気づけば借金が300万円になっている。
それが今の私です。
どうしてこうなったのか。
ここからは順を追って説明していきます。
夜回り先生のように真摯に伝えようなんて気持ちはありません。
ただただ、私はこうなったよという話。
元々ギャンブルが好きでした。
ギャンブル、特に競馬が好きです。
幼少期から親と一緒になって馬の予想をするのが好きでした。
そして大学くらいから、徐々に自分で賭け始め、勝ったり負けたりを繰り返していました。
負けても別に次勝てばいいしという気持ちと、
勝ったぞやったぞ万馬券だという気持ちだけで、
収支計算もせずに競馬を楽しんでいました。
就職して給与もらえるようになると、かけ金が少し増えました。
今までは１レース１０００円だったのが、３０００円くらいになりました。
配当も大きくなり、一喜一憂が増えましたが収支の計算はしていません。
仕事に慣れると、平日の勤務中にも時間が生まれます。
楽天ヘビーユーザーだった私は楽天銀行を持っているため、楽天競馬に登録し、
初めは昼の休憩中に、そのうち勤務時間の合間を見つけては投票するようになりました。
お昼ご飯代を賭け、勝ったらその日のごはんは少し良いものに。
晩御飯代を賭け、勝ったら彼女の分もおごって。
ちょっとグレードを上げているものの、実は手元にお金は返ってきていません。
そうして、ギャンブルは私にとって簡単にお金を増やせるATMという認識に変わりました。
ギャンブル依存症の告白みたいになってきたので、ギャンブルの話はここまでです。
会社が嫌になって辞めた。
薬局で勤務中に電話が鳴り、スカウトで会社に引き抜かれました。
名目は教育担当で、社内での講師職をやってほしいとのこと。
教えるのが好きで、資料作成なども得意だったので、
ワクワクしながら入社したのを覚えています。
じゃあブラック企業だったのかというとそうではありません。
離職率は高かったので、ブラックじゃないとは言えませんが、
定時で帰れてボーナスもあり、有給休暇も取りやすい職場です。
普通に勤める分には何の苦労もないところだと思います。
ただ、贅沢なことに、私はやりがいや張り合いというものを求めました。
私の能力も理由なのだと思いますが、私には居場所がありませんでした。
教育担当と言われていたものの、方針が変わり、教育の機会がなくなりました。
具体的にはOJTのみとなり、座学はほとんど不要という形になりました。
また、書類作成業務と問い合わせ対応業務が中心でしたが、
書類作成に関してはすぐ終わるような内容の物しかなく、
問い合わせ業務についてはあくまで窓口なので自分で成長する機会がありませんでした。
コールセンターのスタッフを思い浮かべていただけたらと思います。
極端な話、WordとExcelが使える中学生なら同じ業務量をこなせたと思います。
そのくらいやることがなかった。そういうところにいました。
人によっては羨ましく感じるかもしれません。
私は会社に行って、地方競馬を眺める以外にほとんど仕事がありませんでした。
そんなある日、経営者に違う支店への異動を言い渡されました。
向こうの仕事を覚えてきてほしいと。
元々やりがいを感じず、生きた心地もしなかったうえに、
出勤する方向が全く異なるところへの異動。
これはもう左遷かなとも感じ、その時参加していたプロジェクトが終わると同時に退職しました。
支払いが出来て通勤が楽ならどこでもいい。
こうして転職活動を始めるにいたりました。
薬剤師の資格もあるけど、薬局で働きたいわけではないから、
とりあえずお金がもらえて転勤が無くて、地下鉄通勤できるところならどこでもいいか。
そう思って転職エージェント4社に登録しました。
最初は引き受けたエージェントも調子よく、すぐ見つかると思いますよ！と言いました。
しかしこのご時世。そう、これを書いている時はコロナ禍真っ只中です。
患者数が減り、薬局の売り上げも減少、雇い止めや求人廃止を決断する薬局が多かったのです。
私の挙げた条件はこうです。
- 通勤時間が30分程度で、地下鉄駅から徒歩10分以内が理想。
- 運転免許はあるが、冬道が怖いので運転はしたくない。
- 引っ越したばかりなので2年間は転居を伴う転勤したくない。
- 給与は元々が年収500万円だったがこだわらない。支払いができればいい。
- 応需する診療科の指定は無い。
- 土日祝日出れます。
この条件で見つかりませんでした。
この条件で、就職難民となっています。
「函館に異動、転勤をしてもらうことはできるか。」
「運転は少しずつ練習してできるようになるとかではだめか。」
そんな話をされました。
むしろ譲りたくないのは運転・移動・通勤の３つだけです。
これでも採用されない、求人が出てこないというのが現実です。
支払いはクレジットカードに頼るしかない。
収入がありません。
税金は取られます。
そうなると、現金を減らすわけにはいかないので、
来月の請求で済むようにクレジットカードで支払うしかありません。
そして支払ったものを分割にしてしのいでいましたが、
先日、終わりが見えない中分割にし続けることもできず、
リボ払いに手を出しました。
利息がどれだけついても、支払いが最終的に倍になろうとも、
今を生き抜くためにはこれしか方法がありませんでした。
貯金は尽きた。病院にも行けない。行政にも頼れない。
退職直前に引っ越しをしました。
理由は無職だと審査が通らないからです。
これにより家賃はおよそ半分になりました。
また、退職直前に消費者金融の登録をしました。
現職の年収ベースで借りれる金額が決まるからです。
おかげで2社100万円ずつ借りることが出来ます。
貯金は引っ越しの際にかかった費用でほとんど消えました。
元々ギャンブル依存症なのもあり、貯金はしてこなかったですし、
結婚したり家庭を持つ予定が無いため先への備えというものはしていませんでした。
健康保険証がありません。手続きに行きましたが書類が足りないとかで出来ませんでした。
またいずれ行きますが、もし手に入れたとしても医療費は払えません。
風邪をひいたりケガをしたりしないように気を付けてはいますが、
歯医者にもいけないのが結構困っています。
行政に頼ることはできません。
家賃補助は無職の認定をもらうとできるのですが、
そうなると家の保証会社に無職だとバレます。
また、もちろん生活保護は受けられないし、今持っているものを手放したくありません。
親と仲は良いので、親の支援が受けられないと国に認定させることも難しく、
生活保護を受けて過ごすことは少し難しいかなと思っています。
失業保険の申請ですが、自己都合退職の為3か月間はもらえません。
そうなると、3か月間給与無しで生活する必要があります。
そしてハローワークまでの交通費が別に必要となります。無理です。
今月の生活もカツカツなのに3か月給与が無いのは無理です。
なので失業保険の申請をするだけ無駄だと思っています。
行政で受けたのは年金の支払いの免除のみです。
今はどう過ごしているのか。
必要な現金に関しては消費者金融から借りて用意しています。
銀行のカードローンとカードのキャッシングと消費者金融、
合わせると170万円くらいになります。
さらに、クレジットカードの支払いの残りが77万円となっていました。
加えると250万円くらいですね。
今月は給与が無いためこのままの残高では支払いが出来ません。
そのためできるかわかりませんが、再びお金を借りようと思っています。
どんどん増えますね、恥ずかしいです。
飯は贅沢していません。
1日５００円かかっていないと思います。
日中はこうしてPCでブログの記事を考えたりしつつ、
求人情報を見ながら競馬や競輪で少額稼ぎ、YouTube見て時間をつぶしています。
この期間に観た「千と千尋の神隠し」はとても胸に響きました。
ここで働かせてください。そういう気力は私にはありません。
自分の価値についてよく考えます。
面接にいっても採用されず、合いそうな求人もなく、
借金しなきゃ生活できず、自分でお金も作りだせない。
そうなると、私の価値っていったいどこにあるんだろうなという気持ちになります。
周りの近しい人間はよく言います。
すごい、器用だ、なんでもできる、頼りになる。
もっと評価されるべき、みんなわかっていない。
そういう言葉で慰めてくれ、褒めてくれます。
けれども私は現実を味わっています。
他者から見て客観的に見て価値をアピールすることが出来ません。
沢山の成功者が勉強しろと言います。本を読め、勉強しろ、スキルを身に付けろ、と。
本は読みました。知っていることも多いです。
しかし誰がこれに価値をつけてくれるのでしょうか。
結局はそういうところに着地するんだなというのを身をもって知りました。
これからどうするのか。どうしたらいいのか。
就職活動は続けます。パートで十分なので、ひとまず家賃と支払いができるところを。
借金が減らなくていいので、毎月定額を払えるようになりたいと思います。
まずはそこを目指します。
２～３年かけて借金を払い切りたいという気持ちもありますし、
就職して収入のめどがついたら親や友人になんとかお金を借りて、
利息のある消費者金融ではなく、身内からの借金にある程度乗り換えたいです。
いい方法はないです、正直。
借りる先を絞って一つにまとめたり、
大きい買い物はしないようにしたりという当たり前のことしかないです。
掛け持ちをする気もあります。
体力的に可能であれば、土日は別の仕事とかもありかなと。
お金に困ったという経験を無駄にはしない。
今後夢であるカフェを開業してもお金が無い時間というのはきます。
また、困っている人は助けたいのでお金に困っている人にも手を差し伸べるでしょう。
そうなったときに、今の経験がきっと役に立つはず。
これだけお金に困っていても良い方法を見つけて乗り越えられるのであれば、
この先も大丈夫なはず。
そう信じて、今持てる限りの知恵を絞り、
この自業自得が招いた危機を乗り越えようと思います。
無職で借金300万円からの生還、嘘くさいビジネス書のようなタイトルですが、
いつかこれを乗り越えて、この下に「乗り越えた方法はこちら！」と記事をリンクさせられるように、
大作を練りに練っていきたいと思います。
以上、『ギャンブル依存症の無職が約300万円の借金をかかえているよって話。』でした。
絶望は俺のゴールじゃない。
