自分で書いた文章のカテゴリーに対して『エッセイ』を選択するのには少し勇気がいる。
しかし、色々考えた結果、ここでやることに決めました。
ほどくら.netさんで書かせてもらってるみたいなイメージ。→移籍しました。
毎週木曜日午前8:00に更新するようにします。締め切り制です。
【大天使ハヤエルの天界から来ました。】以後よろしくお願いいたします。
『天界から来ました。』とは。
エッセイ名が『天界から来ました。』なんですが、実際何でもよかった。
このエッセイについてはなんでもよかった。
けれども、なんでもよくないタイトルがあった。
それがこのブログ、『ほどくら.net』。
実はこの『ほどくら.net』が『ほどくら.net』に至るまでに出てきたブログタイトルこそが、『天界から来ました。』なのです。
書こうと意気込むと案外書けないもんだ。
もっとこうぶっきらぼうに、言いたいことをわーわーと。
そんな感じが理想で、そういううっぷんが溜まっていたもんだからエッセイ枠をいただいたのですが(あくまでもほどくらに出稿している設定)、
いかんせん書けんね。
しかも普通に本だったり紙媒体に書くならまだしも、ブログとなると小見出しを付けなきゃ読みにくくなるし。意外と大変な作業になるかもしれない。
停電した。
さて、こっからが本題だ。
エッセイっていう肩書になるだけで、「~だ。」「~である。」って書きたくなるもんだから、私はきっと肩書に弱い。
きっとというか、とても弱い。だから先生と呼ぶのをやめてくれと職場の人にお願いしたりもした。けしてそんな身分ではないぞと。
結果として、先生と呼ばれながらも年功序列で虐げられる日々を得た。いじりやすいポジションならそれはそれで結構である。
2018年9月6日に北海道で地震がありました。
最大震度7。私の住んでいる札幌市でも震度6やら5やら。
うちの被害はというとほとんどなく、トースターが落ちたのと、本棚の本が崩れていた程度。
このレベルで被災だって騒ぐ気は無いので、ほんとうに被害に遭われた方、実害の出た方に対して、同じ地震を経験した身であっても一日も早い回復を祈ります。
ちなみに震源地は厚真町。行ったことが無い。
我が家はライフラインが機能していた
うちは断水もなく、ガスも使えて、停電だけ。トイレが流せるというだけで、安心感がすごい。
こりゃ結構余裕で生きられるぞという安心感がありました。
いつ2回目の地震が起きるかわかんないなっていう気持ちはあったけども。
うちって災害の準備できていないんだなと改めて実感。けども、あれだけは出来なかった。
スーパーに並んでの買い占め。あれだけがどうしてもできない。
ガスが使えて水が使えて、未開封のミネラルウォーターがあって、米があったので、いいかなと。急ぐことではないかなと。
情報が錯綜していたので、それこそtwitterで流れる流れる、情報が。
あれはダメね、「消防の知人から聞いた」「電力会社の知人が言ってた」「市の職員の知人が…」
知人!おい知人、惑わすな!
そして、予測段階の情報を鵜呑みにして行動に移すのもどうなのかなって。
競馬新聞の情報そのまま信じて二重丸に大金ぶっこむ感じと一緒じゃないか。危ないよ。
虎石さんだってたまには外すよ。原さんはおだやかで大好きだよ。
だから私は、たとえ情報で後れを取ることになろうが、水道局と北海道電力と札幌市のホームページくらいしか見ずに過ごしました。たぶんこれからもそうすると思う。
停電なんて久々だった。
災害時にこういう話をするのも何なんだが、実家に居た頃以来じゃないかと思う、停電。
しかも全戸停電みたいな広域なものはほとんど経験ないぞ、私。
母が不用意に電子レンジを使ってブレーカーが落ちたときくらいなもんです。
そう考えると平和だな、我が人生。紆余曲折も荒波もない。いいのか、これで。
暗闇って結構楽しい
何も見えない、何もできないってなったときに、「さあどうする、何して遊ぶ!」という思考回路になっている。
昔は実家の押し入れに入って戸を閉めて、畳んである布団に手なり足なりを突っ込むのが好きだった。
ちょっとひんやりするあの感じが、気持ちいいんだか楽しいんだかよくわからなかったけど。
夜の暗闇は寝る。
夜の暗闇に関しては全然違う。私は寝てもいいならすぐ寝るようにしている。
これは今に始まったことではなく、修学旅行でも起きていられなかったし、家族旅行でも早く寝る。
いつもは電気が点いていると、なんとなくまだ起きていなきゃいけないのかなという気でいた分、
電気が消えた時点で、「寝ていいですよ」と言われている気がして布団に入ってすぐに寝た。
喋りたいことが無い限り眠るのが一番である。
にしても、電気が無いと退屈だよね。
電気のある生活に依存することは何も悪いことではないと思う。
ハサミがあるならハサミを使えというのが私のモットーである。
電気があったほうが良い生活ができるのに、わざわざ火おこししようとは思わない。
レンチンのほうが中まで温まる世界である。使わない理由がない。
ゲームで育ち、読書を好む
大体自由時間と言うのは夜にしか訪れない。
日が落ちてから行動するためには明かりが必要で、電気があると明かりに困らない。
趣味はなんですかと聞かれるととても難しいんだが、最近だと、
- コーヒーを飲む
- 映画を見る
- 本を読む
- たまに筋トレ
- ブログ更新(仕事だけど)
- モンスト
と言う感じになる。そうなると、明かりなし、電気なしで出来ることが筋トレとコーヒーを飲むことくらいしかないじゃないか。
現に今回、暗闇の中コーヒーを淹れて、暗闇の中でダンベルプレスしました。
いいよ、筋トレ。精神が安定したよ。
趣味が悪いのかという問題
はたして趣味の種類が悪いのか?
でも、ご趣味は?と聞かれて暗闇で楽しめる趣味なんてそうそうない。
「生け花でござる」と言ったところで朝になるまでどんな花になっているかわかんないだろうし、
「料理が趣味です」と言われても、停電するような状況でフルコース出されたら材料返せとぶん殴りたくなる。
逆に「妄想です」と自虐的に使われがちな趣味こそ、暗闇にはぴったりなのかもしれない。
「人間観察」とかね。外誰も歩いていなかったけど。
物思いにふけったり、瞑想したりというのを趣味にしておくのが無難なのかなとも考えたけど、それを趣味と呼ぶかどうかでまた悩む。
自分の中だけで消化できることを持っておくというのが重要なのかなとは思った。
私にとってそれはきっと「悩むこと」なんだろうな。やめたことないもの。
各記事の終わりにできるだけコラムを付けるようになった。
ここ最近のブログ記事の終わりにコラム記事を書くことにしています。
もう少し時事に切り込んだ内容にできればとは思うんだけど、腐るような時事問題に手を出しても仕方ないので。
書く場、書きやすい場、書きやすい型というのをまだまだ探していていい時期だとは思うので、まずはどんどん書いていきます。
読んだ方に少しでも楽しんでもらえる文章を。そして読んだ人が少しでも楽しい生活を送れるようになる情報を。ほどくら.netが継続して提供できればなと思います。
以上、『停電したときに生け花はやらないよね。【vol.1】』でした。