てんきた

【てんきた】とりあえずメモを取り出すという遊び【vol.43】

天界から来ました。

とりあえずメモを出すという遊びがある。メモを出して、出したらなにか書くんだぞ。というだけのルール。

メモってのはそもそも、必要なことだけである必要はなく、取ったメモの中から必要なことが見つかればいい。というか、見つからなくても別にいい。メモを取るということが大切。
だから、それをゲームとしちゃおうぜってのが、とりあえずメモを取り出すというゲーム。

ルールは何かを書くこと。と決めると、案外何も書くことが無い。これを続ければ続けるほど書くことが無くなる。
そうなると、顔を上げて探すしかない。何か書くことないかな、面白いことないかなと。

あれはなんだろう、それは何が面白い、といったふうに、何が面白いのかを考え、どこがウケているのかを推測する。そこで見えたものが、その物自体、実態以上に生きることだってある。

どうせ書くならいいペンで、どうせ書くならいいノートに。そんな感じで文房具も一緒にこだわっていくと、遊びはどんどん広がる。

ただひとつ、このゲームを始めるにあたってアドバイスをするとすると、それはルールを決めすぎないということだ。
ルールでガチガチに固めてしまうと、メモの内容に自由さが無くなる。

自由じゃないメモはつまらない。楽しく生き生きとしているメモがいい。ガチガチなのは実社会だけで十分。

とりあえずメモを取り出す。メモを取りだしたら何か書く。たったこれだけのルールで生活が豊かになるんだからやらない理由が無い。

とはいえそんなに期待しすぎず、まずは楽しんでみることをおすすめしたい。