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【てんきた】31歳、ふと我に返る。【vol.56】

大天使ハヤエルの天界から来ました。
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U-29割引、U-25割。
そんな広告を街で見かけて、ああもうあの中には含まれないんだなと少しがっかりする。

20歳の女と付き合いてえ!!みたいな話を周りがしていたのも今は昔の話で、
実際合コンなんて以降もんなら「27歳、看護師です」みたいなのが来るんだろうな。

別に相手の年齢が問題なわけでも何でもなくて、
言いたいのは歳取ったなあということ。

街中にいる子はみんな年下で、立派なお兄さんに見えても年下で、
下手すりゃ禿散らかしたおじさんも年下だったりする。

社会において22歳も24歳も大差ないというが、
おそらく30歳を超えると45歳くらいまでは同じものとして見られる。

ああ、幅広いな、社会って。

 

看護婦が看護師と呼ばれ始めた頃から、男女の差なんてものは埋まってきていて、
実際のところ統計には出てこないだけで虐げられている男はごまんと居る。

男尊女卑に対しては、男性からも批判を浴びるが、
女尊男卑に関しては、男も言わず、女も文句を言わない。
むしろ女性の社会進出だと喜ばれたりもする。

今の社会を生きる男は、性別が男と言うだけで、
実際のところは何の力もない、尻に敷かれているだけ。
そこをなんとか「男だから」というよくわからない理由を付けて、耐える。

そういう社会よね、今って。

31歳という中途半端なところで、独身。
係長と言う絶妙な中途半端さ。
総支給も30万くらいで裕福でも貧乏でもない。

丁度いいと言えば聞こえはいいけど、
なんだかんだで中途半端。
本当の意味での丁度よさってのはまだまだ遠いのかなと思う。

自分にぴったりフィットしてない。
ランドセルでも買おうかな。

あーあ、大橋のぞみちゃん、元気だろうか。

ABOUT ME
hayael
「言葉の万年筆」として、日々の気づきや空想を文字に刻むハヤエルです。 エッセイや創作を通じて、言葉が持つ豊かさや面白さを探求し、読者の心に響く物語を紡ぎます。 空想と現実の間を行き来する文章を発信し、日常の中に新たな視点や発見を届けられたら嬉しいです。
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